『神の永遠の契約』(2025.3.16礼拝)
礼拝説教題『神の永遠の契約』詩篇105篇1-23節
【主題聖句】
主はそれを ヤコブへの定めとして立てられた。イスラエルへの 永遠の契約として。 (詩篇105:10)
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会
105篇は、その内容から104篇の続編として書かれたと考えられます。104篇は神の創造の奇しい御業についての賛美、そして105篇は神の救いの奇しい御業についての賛美です。今回は前半の部分から、神の救いの契約は永遠に変わらず、決して失われることがないことを学びましょう。
神様が6日間で創造された世界は完全で、「非常に良い」ものでした(創1:31)。しかし最初の人類が罪を犯して堕落したため、世界は罪の呪いによる滅びの束縛の中に置かれて、人間は死ぬべきものとなりました(ローマ5:12)。そこで神様はあわれみにより、人類を罪による滅びから救い主によって救う計画をお立てになられ(創3:15)、その救い主を世に送り出すために信仰者アブラハムとその子孫であるユダヤ人を選ばれたのでした。
神様がアブラハムと結ばれた契約は「地のすべての部族は、あなたによって祝福される(創12:3)」「この地をすべて、あなたに、そしてあなたの子孫に永久に与える(創13:15)」というものです。これは神様の側からの一方的な恵みの契約であり、イサク、ヤコブ(=イスラエル)に継承され、イスラエル民族からイエス・キリストが生まれました。そしてキリストによって地上のすべての国民は「だれでもイエスを神の御子と信じるなら、すべての罪が赦されて永遠の滅びから救われ、永遠のいのちを得て天の御国に入ることができる」という永遠の契約をいただいているのです(ヨハネ3:16)。それゆえ一度救われた人は、決して救いを失うことはありません。
ヤコブの子のヨセフはキリストの予型です。彼は兄たちにエジプトに奴隷として売られたことにより、後にエジプトの大臣となってヤコブの一族を飢饉から救ったのでした(創45:7)。キリストも罪人たちの贖いの代価としてご自分のいのち与えるために地上に来てくださいました(マルコ10:45)。その奇しい御業を覚えて、主に感謝し、御名を賛美しましょう。
三谷浩司 牧師