『平安は御言葉を愛する者に』(2026.2.15礼拝)

礼拝説教題『平安は御言葉を愛する者に』詩篇119篇161-168節

【主題聖句】

あなたのみおしえを愛する者には 豊かな平安があり つまずきがありません。(詩119:165)

聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会

 

 第21段落は「ש (シーン)」で始まります。この文字が最初に来る重要な単語は何と言っても165節冒頭の「シャローム(平安)」です。この平安とは、精神的・物質的、個人的・社会的に満たされている状態を示し、それは神と人との正しい関係に基づく平和と繁栄と安定を意味します。聖書はその平安は主の御言葉を愛する者に豊かに与えられると約束しています。では、御言葉を愛する者とは具体的にどのような人のことでしょうか。
 第一に、大きな獲物を見つけた者のように御言葉を喜ぶ人です。人は高価な宝物を見つけたら非常に喜び、それを手に入れるためにはどんな犠牲も惜しみません(マタイ13:44-46)。私たちは御言葉を自分の宝物として愛し、神様の幸いな約束を見つけることを喜びとしているでしょうか。
 第二に、日に何度でも御言葉に思いを馳せて主をほめたたえる人です。コーヒーが大好きな人は一日に何杯飲んでも飽きないでしょう。愛する人の声は毎日何度でも聞きたいと思うものです。もし長らく聞けないと寂しくて仕方ありません。それと同様にどれほど御言葉を読んでも飽きない、一日中御言葉に没頭できる、御言葉を読まないと心が落ち着かず飢え乾きを覚える、それが御言葉を愛しているということです(詩1:2)。
第三に、限りなく御言葉を愛し、それを守り通す人です(ヨハネ14:15)。この世の愛のように「熱し易く冷め易い」ではだめです。結婚式の永遠の愛の誓いのように、健やかな時も病める時も富める時も貧しき時も変わることなく御言葉を愛し、御言葉の教えを守る者であり続けましょう。
そのように私たちが御言葉を愛するなら、主は御言葉を通して私たちを折に適って励まし、慰め、心に豊かな平安を与えてくださり、たとえ苦難に遭おうとも信仰的につまずかないように守ってくださるのです。

三谷浩司 牧師