『神の義は永遠の義』(2026.1.25礼拝)

礼拝説教題『神の義は永遠の義』 詩篇119篇137-144節

【主題聖句】

あなたの義のわざは 永遠の義 あなたのみおしえは まことです。(詩篇119:142)

聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会

 

 第18段落は「צ (ツァデー)」で始まります。この段落の3つの節の冒頭にヘブル語の「ツェデク(「義」「正しい」)」が使われています。「義」は神の本質の一つで、非常に重要な概念です。「神の義」について学びましょう。
 第一に、神の義、正しさは完全で真実です。人の義の基準はあいまいであり、多数者や強者の意見が義とされたり、忖度や妥協がなされます。しかし神の義は神様の最も賢く、きよい思慮に基づくものであり、その判断には絶対に間違いはありません(詩18:30)。この世界の創造の秩序は神の義の現われです。人間がロボットのようではなく、罪を犯す可能性がある自由意志を持つ存在として創造されたのも神の義によるものです。
 第二に、神の義は永遠です。人の義は時代や状況に応じて移り変わったり失われたりしますが、神の義は永遠に変わらず決して失われません。最初に罪を犯したアダムに対して与えられた神の義による救いの契約は(創3:15)、ノア→アブラハム→モーセ→ダビデに受け継がれて、イエス・キリストにおいて成就しました。そして天の御国において完成します。
第三に、神の義は福音に啓示されています(ローマ1:17)。聖い神様は人の罪をそのまま見過ごすことはできず、激しい怒りをもって正しくさばかれます(ヨハネ2:17)。しかし愛なる神様は罪人が一人も滅びることを望んでおられません(2ペテロ3:9)。その両方を満たすのが神の義です。すなわちイエス様が全人類の罪を負われて十字架で死なれ、三日目に復活されたことで、キリストを信じる者に罪の赦しと永遠のいのちを与えるのです。
 たとえ苦難や窮乏が襲いかかろうとも、まず第一に神の義を求めれば、それに加えてすべての必要が与えられると約束されています(マタイ6:33)。この神の永遠の義による約束のみことばを愛し、信頼を堅くしましょう。

三谷浩司 牧師