『私を知っておられる神』(2026.8.30礼拝)
礼拝説教題『私を知っておられる神』詩篇139篇1-12節
【主題聖句】
あなたは私が歩くのも伏すのも見守り 私の道のすべてを知り抜いておられます。(詩篇139:3)
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会
この詩篇では、神のご性質である全知、遍在、全能、聖と義が人間の理解を超えた「不思議」として歌われています。二回に分けて学びます。
第一に、神の全知性についてです。神様はご自分が創造された世界のすべてを熟知しておられますが、私たち一人ひとりのことも完全に知っておられます。私たちの過去・現在・未来の行動も、心の中の思いも何もかも知り抜いておられます。自分という存在が神様によってすべて知られており、その前では心まで裸で隠れおおせるものは何一つないという事実はある意味恐ろしいことです(ヘブル4:13)。しかし「知る」とは単なる知識的に知ることでなく、愛を持って深く関わることを意味しています。神様は私たちの弱さや罪深さをすべてご存じの上で、御子をも惜しまず与えるほどに愛されて、かつ御子を信じた者をご自分の子として見守り、全面的に理解してくださるのです。それは何と幸いなことでしょうか。
第二に、神の遍在性についてです。霊なる神様は時間と空間を超越しておられる方です。それゆえ私たちが何人であろうと、またいつどこにいようと、神様は同時に一人ひとりと共にいることがおできになります。そして神様は愛をもって私たちを取り囲んでくださっており(2コリント5:14)、御手でしっかりと掴んで離さず、最善の道へと導いてくださるのです。その神様の愛の御手から私たちは絶対に逃れることはできないし、この世の何ものであろうと引き離すことは決してできません(ローマ8:38-39)。そのような方が私たちの神であられるとは何と心強いことでしょうか。
私たちがどれほど深い苦難の中に置かれて不安の暗闇が取り囲んだとしても、そこに神様の不変の愛と希望の光が輝いています。それは私たちにとってあまりにも不思議で人知をはるかに超えた愛です(エペソ3:19)。
三谷浩司 牧師
