『救いの恵みに感謝せよ』(2026.8.9礼拝)

礼拝説教題『救いの恵みに感謝せよ』詩篇136篇10-26節

【主題聖句】

そして 主は私たちを敵から解き放たれた。 主の恵みはとこしえまで。(詩篇136:24) 

聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会

 136篇の後半では、神の偉大な御手によりイスラエルの民がエジプトでの奴隷状態から救い出され、荒野の放浪の旅を守られ、カナンの約束の相続地を与えられたこと、さらにはバビロン捕囚から解放されたことを歴史的に回顧しつつ、神の真実でいつくしみ深い恵みが変わることなく彼らに対して貫かれて来たことを感謝し、賛美しています(エズラ3:11)。
 度々お伝えしていることですが、旧約時代のイスラエルの民の歴史は新約時代の教会およびクリスチャンの歩みの予型です。真実でいつくしみ深く恵みに満ちた神様は、御子イエス・キリストの十字架の贖いという偉大な御業により、キリストを信じる者を罪の奴隷状態から救い出され、ご自分の子どもとし、天の御国を相続する約束を与えてくださいました。
 神様は約束通りにイスラエルの民とともにおられ、いつでもどこでも彼らを守り導かれ、たとえ彼らが背きの罪を犯しても決して見放さず、見捨てられませんでした(ヨシュア1:5)。荒野の旅においては、日々かかさず天からマナを降らせ、岩から水を出して飲ませられました(ネヘミヤ9:20)。
私たちの地上における人生も荒野の旅のようです。人間的な目で見れば不足ばかりであちこちに罪の誘惑が待ち構えており、ともすればイスラエルの民のように誘惑に負けて不信仰になって不平不満をつぶやく罪を犯してしまいます。しかし聖書はそうなってはならないと警告します(ヘブル3:8)。だから私たちはイスラエルの民に対する神様の救いの恵みの歴史を心にとどめて、神様は私たちに対しても同じように恵みを与えてくださると固く信じ、聖書の御言葉の約束に拠り頼みましょう(マタイ6:33)。
 そうして折にかなった神様の恵みを体験し、「主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで」と日々賛美しましょう。

三谷浩司 牧師