『声を上げて主に叫べ』(2026.9.27礼拝)
礼拝説教題『声を上げて主に叫べ』詩篇142篇
【主題聖句】
主よ 私はあなたに叫びます。「あなたこそ私の避け所 生ける者の地での 私の受ける分。(詩篇142:5)
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会
142篇の表題には「ダビデが洞窟にいたときに」とありますが、サウルに命を狙われて逃避行を続けていた時のことでしょう(1サムエル22:1)。その時ダビデは主に助けを祈り求め続けました。この祈りは、ダビデと同様に様々な困難の中に置かれているすべての信仰者の祈りの模範と言えます。
第一に、心が衰え果てた時に声を上げて主に叫ぶことです。心の中で祈るよりも、自分の嘆き苦しみを言い表すことによって主の御前に注ぎ出すことが大切です。イエス様もゲツセマネにおいて大きな叫び声と涙をもって父なる神様に祈りをささげられて聞き入れられました(ヘブル5:7)。
第二に、主が常に自分に目を注いでおられることを覚えて主を避け所とすることです。ダビデはこの時、一人孤独に逃げており、かくまってくれる人は誰もおらず逃げ場さえも失おうとしていました。しかし彼はどんな時にも主に信頼し、主が自分の「避け所」となってくださることを確信して祈りました(詩62:8)。私たちも孤立無援のような状況に陥ったとしても、常に目を注いでおられる主を信頼して避け所としましょう。
第三に、祈りがすでに聞かれていると確信して主に感謝することです(1ヨハネ5:15)。ダビデはこれまで幾度も主によって困難から救い出された経験がありました。だから今度も必ず救い出してくださるという確信があって主に感謝をささげているのです。実際に主はダビデをサウルの手から救い出されたばかりか、彼のもとに多くの仲間を集められました。
孤独や困難にさいなまれる時にこそ、あわれみ深く私たちを見守ってくださる主に信頼し、感謝をもって声を上げて祈りましょう。主は必ず私たちの避け所となられて心に平安を与えてくださいます(ピリピ4:6-7)。
三谷浩司 牧師

