『神の宝とされた民』(2026.7.12礼拝)

礼拝説教題『神の宝とされた民』詩篇135篇1-12節

【主題聖句】

主は ヤコブをご自分のために選び イスラエルを ご自分の宝として選ばれた。(詩篇 135:4) 

聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会

 神様はイスラエルを選ばれてご自分の「宝の民」とされました(申7:6)。それは1~3節で「主をほめたたえよ」と何度も繰り返されているほどに、幸いで喜ばしい恵みであり、教会とクリスチャンにも与えられています。
 第一に、偉大なる創造主がご自分の民(子)を「宝」とみなしてくれます。神様はご自分の民に対して「わたしの目には、あなたは高価で尊い」と言われました(イザヤ43:4)。それは人類が「神の似姿(子)」として創造された愛すべき存在だからです(創1:26)。それゆえ神様は、人類が罪で堕落してもなお、御子イエス・キリストのいのちまでも惜しまずに与え、永遠の滅びから救い出してくださるほどに愛してくださったのです(ヨハネ3:16)。
 第二に、神様は「宝」であるご自分の民をあらゆる敵から守られます。イスラエルはエジプトで奴隷として400年間も苦しめられました。しかし神様はモーセを遣わし、偉大な奇蹟の御業をもって彼らをエジプトから見事に救い出されました。今も神と私たちの敵である悪魔は、私たちの魂を奪い取ろうと探し回っています(1ペテロ5:8)。しかし神様が何ものよりも大切な宝である私たちを常に守ってくださっており、絶対に誰も奪い去ることはできません。
 第三に、神様はあたかも「宝石箱」のような天の御国にご自分の民を迎え入れてくださいます。イスラエルが導き入れられた約束の相続地は「乳と蜜の流れる地」と呼ばれるほどの良い地でした(申26:9)。それは神様がご自分の宝の民を最終的に導き入れてくださる天の御国の象徴です(黙22:1)。その天の御国の都の城壁の土台石はあらゆる宝石で飾られていますが(黙21:19)、その宝石は12使徒を筆頭とした救われた神の民一人一人だと私は思います。
 そのように私たちが神様の「宝の民」であり、最高の宝である「永遠のいのち」を恵みによって持つ者とされたことを覚えて、主をほめたたえましょう。

三谷浩司 牧師