『悪より救い出してください』(2026.9.13礼拝)
礼拝説教題『悪より救い出してください』詩篇140篇
【主題聖句】
主よ 悪しき者の手から私を守り 暴虐を行う者からお守りください。彼らは私の足をつまずかせようと企んでいます。 (詩篇140:4)
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会
イエス様は「主の祈り」において「私たちを試みにあわせないで、悪からお救いください(マタイ6:13)」と祈るように弟子たちに命じておられます。それはいつの時代にも信仰者に日ごとに戦いを仕掛けてくる悪しき者がおり、彼らの手から守り、救い出してくださるのは神様だけだからです。
第一に、悪しき者は「言葉」を武器として攻撃してきます。言葉には力があり、悪口、脅迫、中傷、侮辱などの悪しき言葉は人の心を深く傷つけます。そのような言葉は「まむしの毒」と言われていますが(ローマ3:13)、それは「蛇」すなわち「偽りの父」である悪魔から出たものです(ヨハネ8:44)。悪魔は言葉によって信仰者をつまずかせようと企み、罠を仕掛けます。
第二に、悪しき者の策略に対抗するには「神の武具」が必要です(エペソ6:11)。人間の知恵や力では決して悪魔に立ち向かうことはできません。神様は私たちが試みにあうことを知っておられるので、対抗するために必要なすべての武具をあらかじめ備えてくださっています(エペソ6:14-17)。それらの武具を手に取って祈るとき、私たちは神様の力におおわれます。
第三に、神様の御心は私たちが善をもって悪に打ち勝つことです(ローマ12:20)。この詩篇の作者は悪しき者たちが自業自得となることを願い、神様の御怒りによる「燃える炭火」が彼らに降りかかり、永遠の滅びの火の中に落とされるようにと祈っています。しかしキリストの愛を受けた私たちクリスチャンは、自分の敵を愛し、善を行うことによって彼らの頭上に「燃える炭火」を積むことになると教えられています(ローマ12:21)。悪魔を憎むのは当然ですが、悪魔に囚われている魂はあわれむべきです。
悪しき者に虐げられている「苦しむ者」「貧しい者」を、神様は必ず守り、救い出してくださいます。それゆえ私たちは神様の前に「正しい人」「直ぐな人」として、神様に感謝し、神様の御心に聞き従う者でありたいです。
三谷浩司 牧師
