『唇に賛美が湧きあふれる』(2026.2.22礼拝)
礼拝説教題『唇に賛美が湧きあふれる』詩篇119篇169-176節
【主題聖句】
私の唇に 賛美が湧きあふれるようにしてください。 あなたが私に あなたのおきてを教えてくださるからです。(詩119:171)
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会
第119篇最後の第22段落は各節の始まりが「ת (ターウ)」です。前の段落と対照的に、この文字が最初に来る語の多くが「〜ますように」「~してください」との祈願の形式をとっています。169節「ティクラブ(近づきますように)」、170節「タヴォー(届きますように)」、171節「タバアナー(湧きあふれるようにしてください)、172節「タアン(歌うようにしてください)」、173節「テヒー(となりますように)」、175節「テヒー(生きますように)」。
作者は自分自身が「滅びる羊のようにさまよって」いる、すなわち神に背いて自分勝手な道を歩んでいる罪を告白し(イザヤ53:6)、かつ自分ではどうにもならない困難な状況の中で、主が御言葉の約束の通りに自分を捜して御手によって滅びから救い出し、自分の魂を生かしてくださいと必死に主に祈り求めているのです。それはイスラエル全体、いや生まれながらにして罪人であるすべての人類を代表した祈りと言えるでしょう。
その祈りの答えこそ真の大牧者なるイエス・キリストです。イエス様は「人の子は、失われた者を捜して救うために来たのです(ルカ19:10)」と言われました。そして、私たちの罪を十字架の上でその身に負われて死んでくださったことにより、私たちのすべての罪は赦され、永遠の滅びから救い出されて永遠のいのちを得させてくださいました(1ペテロ2:24-25)。それは人類が最初に罪を犯した時に与えられた救いの約束の成就です。
この素晴らしいイエス様の救いを受けたことを真に理解したならば、だれもが救われた喜びによって唇に賛美が湧きあふれることでしょう。そして「主をほめ歌え。主はすばらしいことをされた。これを全地に知らせよ(イザヤ12:5)」と命じられているように、まだイエス様を知らず滅びに向って罪の道をさまよっている魂に福音を宣べ伝える者となるのです。
三谷浩司 牧師
