「十字架に見る神の愛」(2022.10.16礼拝)
礼拝説教題『十字架に見る神の愛』ルカの福音書23章32-47節
田村 成幸 宣教師
【主題聖句】
主は遠くから私に現れた。「永遠の愛をもって、わたしはあなたを愛した。それゆえ、わたしはあなたに真実の愛を尽くし続けた。(エレミヤ31:3)
今回のウェルカム集会のテーマは「永遠の愛は、果たしてあるのか?!」でありますが、主イエス様の十字架から見る神の愛というものが如何なるものなのかを、聖書から見てまいります。
第一に、神様の愛は「不変」です。世の中のすべてのことは移り変わり変化して行きます。私たち人間の愛も変化し、最初の状態から目減りして行くと言われています。しかし、聖書の神は不変です。つまり神様にある愛も変わらないと言うことです。(へブル13:8)
第二に、神様の愛は「完全」です。上記で述べたように、世のすべては変化するものであり不完全です。しかし、神様ご自身は完全なお方でありますので、神の愛も完全です。それは、主イエス様の十字架による罪人の身代わりの死から見る完全な愛です。(マタイ5:48)
第三に、神様の愛は「永遠」です。神様ご自身が永遠なるお方ですので神様の愛も永遠です。人間は有限な存在であり、罪の中にありますので、やがて滅び行くことになります。しかし、神様は永遠ですから、私たちの罪を赦し、永遠の天国に迎え入れてくださいます。(ルカ23:43)
第四に、人間にとって最も大事なことは、神の愛と御言葉によって与えられる救い、つまり地獄ではなく天国の約束を得ることであり、救われた私たちが、この素晴らしい約束を全世界に宣べ伝えて行くことです。その結果、世界中の多くの方が主なる神様によって救われ、ともに天国へ入ることになります。素晴らしいことです。神は唯一であり、救いの道も唯一です。(使徒4:12)
神様の祝福をお祈りいたします。