『主に信頼する人は揺るがない』(2026.4.26礼拝)

礼拝説教題『主に信頼する人は揺るがない』詩篇125篇

【主題聖句】

主に信頼する人々はシオンの山のようだ。 揺るぐことなく とこしえにながらえる。 (詩125:1)
                        

聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会

 

 「主に信頼する人」の幸いについての教えです。ここでは主に信頼する人がシオンの山すなわちエルサレムに譬えられています。エルサレムは地形的に堅固な自然の要害です。標高約800mの高い台地で、東・西・南の三方が切り立った崖のような深い谷に囲まれているため、敵が攻め入ることが非常に困難でダビデの時代まで征服できませんでした(1歴11:5)。
 それだけでなく、エルサレムは「神の都」として全能の主がとこしえにそこに住まわれると約束してくださったので(詩68:16)、主の御民は主に囲まれて決して揺るぐことがなく、とこしえにながらえるのです。神の契約の箱をダビデがエルサレムに運び入れて、ソロモンが神殿を建てたことにより、その時代のイスラエルは平和で栄華を極めました(1列4:24)。
 同様にイエス様を信じて救われた私たちクリスチャンおよび聖徒たちの集まりである教会は、キリストの愛に取り囲まれています(2コリント5:14)。また目に見えない天の軍勢と火の戦車が私たちを取り巻いています(2列6:17)。それによって私たちは、あらゆる敵や危険や罪の誘惑から完全にとこしえまでも守られているのです。主が共におられて私たちを取り囲んでいるなら、たとえどんなに強い敵に取り囲まれても絶対に安全です。
 だからこそ私たちは常に主に信頼して、主の愛に留まり続けなければなりません。もしも留まらなければ、すなわち私たちが不信仰によって主から離れてしまったなら、主の守りを失って敵に敗北することになります(ヨハネ15:6)。イスラエルも背信の罪を犯して主から迷い出たために、相続地を追い出されてアッシリアとバビロンに捕囚されました(エレミヤ3:8)。
 主に信頼し、主の愛に留まり、直ぐな心で主の御言葉に従いましょう。そのようにして決して揺るぐことのない平安な信仰生活を歩みましょう。

三谷浩司 牧師