『創造の恵みに感謝せよ』(2026.8.2礼拝)

礼拝説教題『創造の恵みに感謝せよ』詩篇136篇1-9節

【主題聖句】

英知をもって天を造られた方に感謝せよ。 主の恵みはとこしえまで。(詩篇136:5) 

聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会

 136篇は「大ハレル詩篇」と呼ばれます。主の恵みによって救われた民が主のとこしえの恵みを覚え、声と心を一つに合わせて感謝と賛美を主に繰り返しささげています。その恵みの偉大さを二回に分けて学びます。
 1~4節は序文的な部分ですが、なぜ私たちは主に感謝すべきなのかが告白されています。主は「神の神、主の主」であられる比類なき偉大な方なのに、まことにいつくしみ深く、無に等しい罪人の私たちを愛され、大いなる不思議を行われて永遠の救いの恵みを与えてくださる唯一の方です。その恵みとまことは、神の御子イエス・キリストの奇蹟的な受肉と十字架の死と復活の御業によって見事に実現しました(ヨハネ1:14,16-17)。
 5~9節は創造の恵みについて語られています。神は目に見えません。しかし私たちは神が創造されたこの世界を見ることによって、まことの神がどれほど偉大であり、私たち人間をいつくしんでくださる方であるかを知ることができます。神は限りない「英知」をもってこの世界を創造されました(エレミヤ10:12)。地球の海と陸の比は約7対3ですが、それが気候を安定させ、水の循環を維持し、生態系の多様性と生活圏のバランスを保っています。もし海の比率がもっと大きければ、超巨大台風が常態化し、豪雨で陸地の水没が起き、地球の温暖化が進み、生物の多様性が減少します。逆に小さければ、降雨量が減って砂漠化が生じ、昼夜の寒暖差が激しくなり、酸素濃度が低下し、生命体が絶滅の危機に瀕します。
 昼と夜は、地球の自転および太陽との位置関係によって生じます(創1:17-18)。太陽の光と熱は生命を育むエネルギー源であり、昼夜は生命体の活動のリズムを作ります。月は太陽の光を反射して地上を照らし、引力による潮の満ち引きという大切な役割を持っています。そのように太陽と月が昼と夜を治めることで、地球の環境が整えられているのです。 
 それゆえ人間は神の創造の恵みに感謝し、賛美せずにはいられません。

三谷浩司 牧師